Torch For Animals(トーチフォーアニマルズ)
〜傷病動物たちとそのご家族のために〜
スタッフブログ
みなさまこんにちは
みなさま、こんにちは。
やっとホームページができました!
全く亀の歩みで本当に申し訳ないです。
長い間、頭の中だけではいろいろなことを考えてきました。
これからは、みなさまのお力を借りながら、少しずつでも前進していきたいと思っています。
私が猫の保護活動を始めたのは、我が家のてこちゃんことテンテンを自宅近くで保護してしまったのがきっかけです。
当時から猫ボランティアには興味があり、団体にも所属はしていました。
とはいえ、大した活動ができるわけではなく、チラシ制作のお手伝い程度・・・
そんな私がてこちゃんに出会ってしまったのがきっかけです。
ちっちゃなちっちゃな身体で必死で大声で泣き続けていたてこちゃん。
一緒に保護した兄弟はその日すぐ病院で息を引き取りました。忘れることは決してありません。
そこからはもう、なんというか無我夢中でした。
消えそうな命と対峙すると、なんとしても助けたいと思ってしまって。
当初は我が家も保護活動にこんなにどっぷりハマるつもりは全くなく、夫も活動には賛成しておらず、喧嘩もしょっちゅうでした。
あれから13年ほどの月日が経ち、気づけば我が家も大所帯に。
しかも傷病猫たちや老猫たちをたくさん抱えています。
センターからなるべく負傷猫を引き出してケアしてきました。
負傷猫たちが教えてくれることはとても大きく、まさに宝のようです。
夫も保護活動を手伝ってくれるわけではありませんが、何より猫たちのために大袈裟ではなく、骨身を削って必死で働いてくれています。
そんな中出会った二本足のめめちゃん。
車のエンジンルームに巻き込まれ、後ろ足は二本とも壊死してしまっていました。
倉敷保健所に収容されていたところ、飛行機に乗って我が家に来てくれました。
断脚手術にも耐え、おうち生活を楽しんでくれていたのですが猫白血病をついに発症。
実に1年9ヶ月もの闘病生活を経てお空へと旅立ちました。
それはそれは素晴らしい、大変立派な猫でした。
めめの闘病を通して私は本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
経済的、精神的な支えをたくさんの人にいただいたからです。
同時に、今後のことについても真剣に考えるようになりました。
なんせそれまでは無我夢中だったのですが、このままでは我が家の生活も立ち行かなくなります。
私の年齢も考えなくてはなりません。多頭崩壊するわけにはいかないのです。
『保護活動を辞める』
このことについては常に考えてきました。
どこかで線を引かなければならないからです。
保護活動はしんどいことが多いのも事実。
辞めたいという気持ちは常にあったと言っても過言ではありません。
今後一切受け入れをやめ、小さくすることだけに専念して徐々に畳んでいく、、、
これもずっと考えてきました。
『団体化して継続できる形にしてゆく』
これもかなり考えました。その方がたくさんの猫を救うこともできます。
しかしながら、私の方針というか、長年続けていく上で私が最も大切にしてきたのは、猫たちと密接に向き合うことでした。
そうでなくても人間関係の難しい保護活動において、団体化してうまくやっていけるのだろうか。
それならば猫との時間をもっと増やしたい。
多くの猫を救う団体さんはたくさんあるので、私はそこから漏れてしまう猫に手を差し伸べられる個人でありたい。
思いが逡巡する中、時間だけがどんどん過ぎていきました。
そんな中コロナもあって、自営業の我が家はますます火の車状態に。
このままでは辞めるしかない。
追い詰められたに近い気持ちにもなりました。
いや今もそれに近いかもしれません。
もう私も年齢的には辞める方向で考えなくては、、、と思ってきましたが、
老猫たちや、傷病猫たちのケアなら私の経験は活かせるのではないか、
また、
負傷猫たちのケアやめめの闘病を通じて、傷病動物たちにいかに医療費がかかり、いかに精神的にしんどい思いをご家族がするか、を思い知った私は亡くなっためめの遺志を受け取って、残りの人生を傷病動物たちと、そのご家族のために生きていきたいと強く思うようになりました。
今まではみなさまのご支援をほぼ頼ることなく必死で頑張ってきましたが、限界が来ていることも確かです。
動物たちのために使うということがハッキリしているなら、皆さまにご支援をお願いしてもいいのではないかと思えるようになってきました。
ただ個人で「ご支援ください」というのではあまりに曖昧なので、法人化しました。
皆さまにいただいたご寄付が全て運営費に使われるということが分かりやすいかと思います。
また、経理は私ではなく、@mari10cleo ちゃんにお願いし、我が家にかかる経費を精査してもらってからご支援いただく形をとらせていただきました。
ご寄付を多くいただいた場合は、その分、全国の苦しんでいる傷病動物さんたちやそのご家族の支援に回させていただきます。
傷病動物さんたちのために、医療費支援、また、精神的な支援ができるようになることを本気で目指しています。
Instagramを通して、本当に多くのみなさまの温かいお気持ちに触れてきました。
みなさまのご無理のない範囲で、ご支援いただけますと幸いです。
最後になりましたが、私がここまで頑張ってこれたのも、これからも頑張ろうと思えるのも、猫たち、クリパ、夫、仲間たち、そして応援してくださるみなさまのおかげです。
心より感謝を込めて。
teko1010
三菱UFJ銀行
広尾支店
普通 0952384
シヤ)トーチフォーアニマルズ